「提案にweb3をどう活かす?」をミッションにweb3をテーマにした勉強会を行います。
■対象 web3領域の動向や提案などへ興味がある方 ■テーマ DID(Degital Identity) / DID(decentralized identity) / SBT(SoulBand Token) サイバー社会での個人認証について考えます。 2022年5月にSoulBand TokenとDesocの考えが発表されました。 DID(Degital Identity)の概念に対しDID(decentralized identity) が発表され、 更に昇華されたのがSBT(SoulBand Token)と解釈できます。 これらの個人認証の内容を検討し、今後の偽名経済について考えます。
<勉強会の基本的なスタンス> 正解を求めるというより、皆さんに考える場を提供し自分の考えのヒントにしていただく。
司会進行と解説ゲストでテキストを読みながら解説する方式ですすめます。 ●出演 司会 村田(和組コミュニティリーダー) 解説ゲスト アライモノさん(和組アドミン)
■学習内容とテキスト 🔶1 DID(Degital Identity) (デジタルID) デジタルアイデンティティとは~野村総研の資料から (2019年11月)(P-4まで見てください。)
🔶2 DID(decentralized identity) 分散型アイデンティティ 分散型アイデンティティは、ユーザーが自分 の属性情報に関するコントロール権を確保した上で、属性情報のうち必要な情報を、ユーザーの許可した範囲で連携し合う 考え方です。 分散型アイデンティティ (イーサリウム財団webサイト) (「分散型 ID を実現する技術」の前まで) W3Cが分散IDの規格を標準化、認証サービスの選択が可能に DID(Decentralized IDentity)を知ろう Blue Chain Lab. (2019年5月22日) (bitcoinのネットワーク上) DIDを活用したWeb3版実績証明/職歴書サービスのVESS (2022年8月17日) DID(分散型ID)とは 将来的なユースケースを解説|XSL Labs寄稿 (2021/06/14) (技術よりな説明)
🔶3 SBT(SoulBand Token) ※分散型アイデンティティの発展版(?) ★SBT論文の原文と翻訳 SBT論文は示唆にとんだ未来予想の提言。 正しく理解するには高い英語力とクリプト社会についての知識が必要。 Web3の鍵を握る「Soulboundトークン」を解説、金融の未来は変わるか? (2022/08/12) (P2のみでいい) ※現状もっとも基本的なる説明ができていると思われます。 SoulBound Token(SBT)とは?新しいNFTとして注目が集まる (2022.12.24) SBT(Soulbound/ソウルバウンドトークン)とは?(2022年6月1日)
🔶4 SBT(SoulBand Token)の具体的なイメージと概念 ★SBTのサンプルと利用イメージの概念図
🔶サイバー人格権 「バーチャル美少女ねむ」の人生と来歴の部分から コインチェック事件でバーチャル美少女ねむさんはJK17さんと出会う。 JK17さんは追跡調査の成果が話題となり様々な取材を受けるが、JK17としてでなければ取材と登場したくないと拒否をした。 そこで、バーチャル美少女ねむさんがJK17さんにVRの分身を提供し、世の中に登場することになり、JK17さんは取材を受けるようになり世の中との接点を持った。 このことがきっかけになってバーチャル美少女ねむさんはサイバーで振舞うための人格の大切さを知り、「バーチャル美少女ねむ」として活動をするようになった。その後、様々なインタビュー活動から出発しVtuberとしてのの幅を広げるようになった。 <印象的なコメント> バーチャルでなりたい自分になる 正体は隠したまま、しかし味気ない文章ではなく、三次元空間で生きている生の姿をお見せできるのです。
●ソーシャルVR(今後の偽名経済)での活動について考えること 「なりたい自分になる権利」 親ガチャや国ガチャと呼ばれるようにリアルな社会では自分の出生は活動に対して少なからず影響を与える。 一方、リアルな社会とは別にサイバー上での活動はどんどん広がっている。 そこでは、リアル社会での自分とは別の人格として活動することができる。 年齢、性別、履歴、外観、経済的状況などとは異なる人格で活動することができる。 この「権利」が「なりたい自分になる権利」ではないかと思います。 「偽名社会」や「サイバー人格」とか「SoulBand Caracter」みたいな言葉が適当ではないだろうかとも思う。 この「なりたい自分になる権利」をデジタル上で上手に許容し活躍できる仕組みを創出することが新しいくて豊かな人間らしいサイバー社会の実現に役に立つのではないだろうか。
■デジタルの個人認証について
現在、2種のDID、SBTのどれが主流になるかは未知
🔶2種のDIDとSBTの違いを別の視点から再確認 DID→中央集権的に政府がリアル世界での個人の属性情報を管理する仕組みとして認知 管理する側からの視点(?) DID→SBTのベースの概念?→規格はW3Cでできているが普及が不透明 SBT→サイバー上での出所証明・レピュテーション(属性情報)を共有する仕組み →発展してリアル社会でも活用可能・村田個人はSBT推し
🔶現在のDID(Digital Identity)について どのように個人=個人情報を管理するかという視点が中心ではないか。
🔶SBTのコンセプト(分散型アイデンティティの発展版として定着するか?) ●SBT論文のメッセージ 「分散型アイデンティティ」の概念だけでは不十分。 「リアル社会と融合しながらよりよく生きることができる社会」を創出には多くの課題 SBTだけで解決できるわけでもない。 ということを考えた上で一緒にDesoc(分散型のよりよいネット社会)を作りましょう。 ●特徴 ○リアルな個人に紐づくのばなく、デジタルアカウントに紐づく 個人が複数のSBTのIDを持つことが認められる。 ○譲渡不可能なNFT ○紐づくSBT情報の取捨選択が自分で可能 ○情報提供者の参照が可能であることで情報の担保がされる。 ○リアル社会との情報と紐づけることも可能
🔶「なりたい自分になって活動する権利」が尊重されるデジタル社会の実現に向けて このような考え方があることを知ってもらう。 この活動の権利が守られるルールづくり。 自然に守られるスマートコントラクトの形成。 具体的な方法論は?
●SBTによる転職マッチングサービス ●無担保融資 ●マーケティングプラットフォームと商品提案サービス ※購入エージェントサービス(定期購入のビールのニーズを大量に習得し、低価格で販売 コストコのSBT版) ※住宅や中古車、ブランド品など高額商品の購入代行エージェント